シャインは、組織と個人の関係からキャリアを考え、キャリア・アンカーという考え方を提唱しました。
キャリア・アンカーとは、キャリアに関する自己イメージをさし、次のような3つの側面があります。
これらは、キャリアスタート時にはあいまいなものが、キャリアを積むプロセスで個人の内面で無意識に固まってくるとし、キャリア選択の際の基本方針として、キャリアを方向づける重要な役割を果たすものとなってゆきます。
20代は自分のキャリア・アンカーを育ててゆくプロセスでいろいろな仕事にチャンレンジし、成功や失敗の試行錯誤をかさねがら形成されてゆきます。
シャインの研究では、キャリア・アンカーは8つのカテゴリーに分類することが可能であることがわかりました。
20代のうちは、自分のキャリア・アンカーがまだ曖昧な方も多いかもわかりませんが、人生の転機や節目においては、自分のキャリア・アンカーに直面せざるを得なくなるときがやってきます。
一部のキャリア・アセスメント・ツールでは、自分のキャリア・アンカーを把握することもできます。
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